あの後話し合いをしてから、あたし達は観覧車の前に来た。 「うひゃー‥カップルばっかり‥」 「当たり前でしょ!ここの観覧車はカップルしか乗れないんだから♪」 ‥はい!? あたしと夜月先輩だってカップルじゃないですが‥ って言おうと思った時にはもう遅くて。 「未華!あたし夜月先輩とトイレ行ってくるから瑠くんと一緒に並んでて~」 そう言って夜月先輩と華恋はあたしの前からいなくなった。