あたしは、レイプに合った―…。
眩しい光が何度も目をチカチカさせたのを覚えている…。
写真を、撮ってる―…?
最後に男たちは…
「写真をバラまれたくなかったら、警察に言うなよな」
そう言って、去って行った。

ボロボロになった、あたしを残して。

あたしはしばらく、その場から動けないでいた。
ただ、涙だけが、止まらず流れた。
一生分の涙を流しているんじゃないかってくらい、たくさんの、涙を…。あたしは力を振り絞って、ひまわり畑から抜け出した。
今あたしは、ひまわりとひまわりの間にある、小さな道に座り込んでいた。
もう、動く気力さえ残っていない。
いつの間にか降りだした雨。
さっきまでは晴れていたのに…。
まるで、あたしの心のようだった…。
今まであったこと、この雨で流れればいいのに。
そしたら、どれほど楽だろう…?
でも、なかったことには、できない。
あたしの体は……
もう、
汚れてしまったのだから…。
「ぅっ…ぁ……」
辺りが真っ暗になったとき、声がした…。
「愛華ッ」
…誰?
「ッ!愛華ッ!!!」
「愛華ちゃん!!」
花枝と、柊斗…くん?