ゆっくりと顔を上げると、恭平は私の手を取り歩き出した。


「お前、メイクぐちゃぐちゃ。ひでぇ顔」


そのまま私は恭平に手を引かれ、海子姉の所まで歩いた。


海子姉の家に着くと、真由もいて、2人して私の顔にビックリしていた。


恭平は2人に私を泣かせたのかと責められていた。


海子姉にメイク道具を借り、簡単にメイクを済ませた。


それからさっきあった事を3人に話した。