「……」


ちょうどその頃、紫音も悩んでいた


「………」


それを見守る葉琉、紫葵、そして葉奈


「…そんなに行きたい?」


「「行きたいっ!」」


葉琉と紫葵が声をそろえた


「ふぅ~ん…
葉奈は?」


「え…うん…暑いし、ね?」


「じゃあいーよ
俺も行くし」


「やったぁ~!
楽しみだねぇ、葉奈ちゃん!」


「うん」


「え、ちょっ
俺はっ!?」