『ありがとう。コレ、俺のアド。』 渡されたのは小さな、ノートの切れ端だった。 『帰ったら、メールして』 『う…うん』 そう、言い残して沢野クンは あたしの頭をなでなでして 去って行った― (こ…こんな展開あり…?) そして、あたしは帰宅した。