「「「「優衣!?」」」」




優衣の奇声を聞いた、風雅達が優衣の部屋へ駆け込んできた。




風雅達の目の前には、ベッドから起き上がり、頭を抑えて涙を流す優衣がいた。



「優衣!?」




一番に優衣に近づいたのは、風雅だった。




「んでっ…私…化け物…じゃ…っ…ないっ…!」




「優衣!?どうしたんだよ!?」



風雅が優衣に触れようとした。




パシッ




「…ぇ…。」




けれど、優衣がその手を振り払った。