[風雅side]



俺は隣ですやすやと気持ち良さそうに眠る、優衣の頭を撫でた。





仕事のこともあったし、疲れてんだろうな…。







「ありがとな…。」







チュッ






俺は優衣の額にキスをおとした。






俺も寝よ…。






俺は優衣を抱き締め、静かに目を閉じた。







優衣を優しく抱き締める風雅は、優衣の存在をしっかりと確かめているようだった────…。






静かに一緒に眠る2人の愛に邪魔できる人はきっといないだろう───…。








[風雅side〜終〜]