「普通のことを言ってるだけよ。風雅くんはどう? 優衣と同棲すること。」 おい! 「俺は…別にいいですけど…。」 「風雅!?」 私はソファーから、思わず立ち上がった。 「優衣は嫌か?俺と同棲すんの?」 「うっ…。」 そんなこと言われたら… 「私も別に…いい…よ…。」 断れないよ…。 いや、もともと風雅と同棲したかったけどね…。 「じゃあ、決まりね!」 嬉しそうにしている母さんを横目に、私は風雅をずっと見ていた。 とにかく…来週から風雅と同棲します!