「よかった。」 喜んでくれてホッとしていると、 「これ、何だ?」 何か、Zippoに彫られているのが分かったのか、不思議そうに聞いてきた。 「私の想いかな…風雅なら読めると思うよ。」 そう言うと、風雅はZippoを取り出し、ジッと見て、