そして、今日、私は自分の正体を明かそうと思う。
なぜか、あの呼び出しくらった女達はばらしてなかったんだよなー。
のんきなことを思いながら、私はまた話し出した。
「それと、もうひとつ言うことがあります。」
そう言い、私はカラコンをのけ、カツラものけた。
バサッ
金色の髪と空色の目をした私に視線が集中する。
「えっと…見たから分かると思いますが、この姿が本当の私。
ちなみに全国No.1蘭蝶12代目総長です。」
そういうと、何故かみんな呆然と私を見てくる。
あれ?あれれ?
反応なし?
そう思っていると、
「「「「えええぇぇえ!?」」」」
たくさんの驚いた声が体育館に響きわたった。