「誓いの言葉。」 神父が呟いた。 「新郎、判田風雅。 貴方は健やかな時も病める時も妻、葉月優衣を愛することを誓いますか?」 風雅ははっきりとした口調で言った。 「誓います。」 それは逃げも迷いもない、凛とした言葉。 「新婦、葉月優衣。 貴方は健やかな時も病める時も夫、判田風雅を愛することを誓いますか?」 言葉は決まっている。 「誓います。」 これからの人生、一生出会えることのないこれ以上ない素敵な人を、私は愛することを誓う。