そして、隣に風雅、前に風雅の親が座った。 「私は判田葉瑠(ハンダハル)よ。よろしくね、優衣ちゃん。」 「判田風真(ハンダフウマ)。よろしく、優衣ちゃん。」 「よろしくお願いします。」 風雅のお父さんとお母さんはとっても優しくて、元暴走族とは思えないくらい。 そんなことを思っていると、 「優衣ちゃんはどうして風雅と付き合ったの?だって、白虎の総長してたのに。」 葉瑠さんが不思議そうに聞いてきた。