「そうと決まったら、結婚式を挙げなきゃね♪」 「ああ。ついに俺にも孫ができるのか〜。」 さっきの空気とは一変し、またいつもの穏やかな雰囲気になった。 「け、結婚式!?」 「ええ。あ、風雅くん。風雅くんの両親には優衣が妊娠したこと言ったの?」 「あ、いえ。まだです。」 「そう。ちゃんと言っておいてね。」 「はい。」 「優衣とバージンロードを一緒に歩けるのか!?」 「ウェディングドレスも用意しないとね♪」 とにかく、ハチャメチャな親でした。