抱き着くと頭を撫でてくれる そしてまた夢の中へ 落ちていった…― ――― 「…き、…ゆき、冬李…」 「…ん…?」 竜可の声が聞こえて目をあける 「もう昼だ。起きろ。」 「うん…」 そうは言うものの なかなか起きられない そのままずっと抱き着いていると 「ほら、飯食いに行くぞ。」 竜可はそういって 私を抱っこした