腹が立ったんで、すぐさま出て行って、コウキにアイアンクロ―をかました。




手加減なく!!




「―――ぐはっ!!」


「・・・・おーまーえーなぁ・・・昨日、コイツのコト泣かせたと思ったら、今日は今日でナニ人のオンナ勝手に口説いてんだ。」


「ぎゃああ!イタイッ!マヂ!!・・・・て、は?オンナ???」



驚くコウキ。


そうだよな、今まで俺自ら彼女なんか紹介したことねぇし。






胡桃は俺の顔をみるなり泣きそうな顔で駆けだした。



「って、おい!待て、胡桃!!」




逃がすかよ。



俺だって覚悟決めてココ来たんだ。



胡桃にどう思われようと、洗いざらいぶちまけてやる。