俺が力を抜くと、掴んでいた手も離れた。 はぁ・・・ なんか、なんもかんもヘタレでヤんなる・・・。 「・・・洗いざらいぶちまけちまえば?隠し事してイイ事ねーよ?」 じゃね、と言って歩き出した背中に、感謝半分、悔しさ半分。 あんな社会不適合者に説教されっとか、マヂヘコム。 でも、 背中押してくれてサンキューな。