「そうだ!思い切って、先生にコツを聞いてみようかな?」 急いで起き上がると、初日に貰ったプリントを、手に取った。 「確か、先生の連絡先が、書いてあったはず…」 携帯の番号もあったから、かけてみようかな? 「ヤバイよ。そんな風に考えたら、ドキドキしてきた」 はぁ~と深呼吸をして、携帯のボタンを押す。 「後一押しで、先生に繋がる!」 目を閉じたまま、思い切って通話ボタンを押した。