「7年前…」 「…!」 「俺達は親の都合で離されたろ?」 「錬…」 「やっと信じたか?」 「うん」 茉莉奈はまた小さく頷いた。 「てかお前やっぱ全然変わってねーのな」 「は?」 聞こえてねーのか? 「全然変わってねーのな」 もう一度言い直す 「バカ!聞こえてるわよ!」 なんだよ聞こえてたんか… 「全然変わってないって何!?」 いや、そのまんまだけど… 「てか、あたし…んっ…」 うるせぇから俺は茉莉奈の腕を引っ張りキスをした。