~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】






「よっ…っと!」



うお、高い。





久しぶりに、気に登ってみた。



山の中は、水が流れる音しか聞こえない。





鳥の声すら、遠くのほうでしか聞こえない。






「はぁ……」



木の上からの景色は、ため息が出るほど美しい。





辺り一面の緑。

その真ん中にポツポツと家が見える。





あ、あれ、じいちゃんちだ。








やっぱり、赤い屋根は目立つ。