「唯、驚かないでくださいね?」 そう、念を押すと、妃はギュッと目をつぶった。 妃が目を開ける。 ―――ゾワッ その目は、青くて。 なぜだか、鳥肌が立った。 ――妃が、消えてしまいそうな気がした。 ふわっ 「うおっ!?」 急に俺が持っていた布団が浮き上がる。 なんだっ!? もしかして、これは妃の力?