サラサラサラ。 言葉にするなら、こんな感じか。 川は、綺麗という言葉で表せないほど。 「……綺麗、だな。」 どこか、神秘的。 その透明さは、どこか妃に近いものを感じる。 「…底が見える……」 かなり、深いはずなのに。 川の底で魚が泳いでいるのが見える。 石ころが流れに合わせて少しずつ動くのも見える。 「私の、秘密の場所です。」 ふわりとした、妃の声。 この場所に、ぴったりだとおもった。