~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】






つーか、こんな夜中にコイツは何をしてんだ、一体。


そのことを尋ねてみれば。





「えっと…。」



やっぱり、はっきりしない。





「…あなたの、お名前は?」



俺の問いには答えないくせに、こんなことを聞いてきた。





「…ユイ。唯一の、唯。」

「ユイ……。」





ポツリと呟いて、キサキは俯いた。





何なんだ、まじで。