母さんは毎日俺に「大丈夫?」と聞く。 親父は悲しそうに顔を歪める。 優希は不思議そうに俺を見る。 …友人の名前は忘れてしまった。 俺の記憶は、曖昧に始まって。ぷつん、と切れている。 新しいことは覚えられない。