目を閉じると、妃の笑顔が浮かぶ。 それを見たら、心臓が苦しくなる。 そしたらなぜか、涙が出てくる。 毎晩毎晩、一人で声を殺して泣いている。 泣きつかれて浅い眠りについても、夢の中で妃が泣いている。 それを見て「妃、」と呼ぶ自分の声で目が覚める。 そんな毎日の、繰り返し。