家の中には、すべてのものが残されていました。 そして、死期を悟っていたヒサヒトさんは遺書を遺しました。 由宇人さんへ宛てたものと、最初にヒサヒトさんが死んでいるのを見つけた人に宛てたもの。 由宇人さんが私を見ることが出来たなら、そんなことはしなくても良かったのですが… そうもいきませんでしたから。 ヒサヒトさんの死から3日後。 仲良くしていたお隣りのおばさんがヒサヒトを発見しました。 手紙には、由宇人さんに連絡すること。 それだけが書かれていました。