「妃、」 ヒサヒトさんが不意に、話しかけて来ました。 「唯が大きくなるまで、力を封じ込めようと思う。」 「…そんなことが出来るなら、私は協力しますよ。」 そうして、唯の大きすぎる力を私たち二人で封じ込めたのです。 私に出来たことは、ヒサヒトさんに力を貸すこと。 それに、唯の前に姿を現さないようにすることでした。 ――私の力は強すぎて、唯が影響を受ける可能性があったからです。