~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】




希衣子さんは。


私にとっても、ヒサヒトさんにとっても。



太陽のような人だったんですよ。







「…もう、祓おうとしないでくださいね。」

「…ああ。」

「もう、あんな痛い思いはこりごりです。」

「痛いのか?」

「痛すぎて、痛いのかどうかも分からなくなるくらい痛いです。」

「…ふーん。」





ヒサヒトさんは、きっとそのとき何かを吹っ切ったんですね。