~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】





「由宇人が家を出るらしい。」






ある日、急にヒサヒトさんは私に告げました。



田舎の家を出て中学生で寮に入る、ということでした。






「…そうなんですか。」

「あいつは、やっていけると思うか?」

「…分かりません。」





由宇人さんに合わないまま、時間はただ過ぎていて。



希衣子さんが亡くなってから2年がたっていました。