安心したような表情の妃は、また歩きだした。 うーん。 なんだったんだ? 「唯!何ですか、これ!」 射的の景品になってるたぬきの置物をとってやったら、すごく喜んだ。 「…たぬき、可愛くねえ。」 「何がですかっ!カワイイじゃないですか…」 そうか?俺には怖く見えんだけど。