それから店を出て、妃が人に見えることも確かめられたということで、祭りに向かった。 「…妃、めっちゃ見られてんな。」 「は?」 頓狂な声をあげる妃は、ホントに気づかないんだろう。 さっきから、視線が痛い。 「やっぱ目立つもんな〜……」 「??」 不思議そうな表情も、愛らしい。 ああ〜まじ俺って重症。 「唯!あれ何ですかっ!?」 真っ赤なりんご飴を指差して、目をキラキラさせていた。