誰にも見せたくない。てか、見えなかったらいいのに。 「鏡に、写りますかね?」 「…わかんねえな。」 写らなかったらいいのに。 あれ、俺ってこんな独占欲あったっけ。 ……でも、ほんと誰にも見せたくない。 なのに、妃のウキウキしてる顔を見たら祭に連れていってやりたいと思う。 「……はあ。」 小さいため息は、妃には聞こえてないだろう。