~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】






『ご飯とか、どうしてんの?』

「普通に食ってるよ。」

『すごいわね、あんた。』




何もないところで、と続ける。



確かに、妃がいなかったらもう家に帰ってたかもしれない。






『で、おじいさんのことは吹っ切れた?』

「え、あ。ああ…うん。」






最初の日に泣いてから、なんかすっきりしてる。



この家はじいちゃんの匂いに包まれてるし。







妃がいるから寂しくもないし。