幸せ探し






「ねぇ、愛理ちゃんはなんであんなに
冷たいの?」



花音がお昼ご飯を食べながら
泣きそうな声で呟いた




それを見て京輔は花音の
頭を撫でようとしたら

隣にいた杏里がそれを阻止した

「う・・・」

たぶん、杏里は花音が大事で
変な虫を寄せ付けないようにしてるらしい



「私が思うに
愛理は冷たいんじゃなくて
人を寄せ付けたくないんだと思う」



俺もそう思った



転校した当初の
クラスのみんなへの態度


めったに笑わないし笑っても作り笑い




それは人に近づいてほしくない
証拠だった



「でも、なんで?
ふつう新しい学校でも友達作りたいって
思うのが普通じゃない?」


「それって・・・高校2年生の
微妙な時期に転校してきたのに
理由があるんじゃね?」



京輔の言葉に
みんなが首をかしげる