幸せ探し





「彼氏、かっこいいね」

「うん、うちの学校にも
こんなイケメンそうそういないでしょ」



荒川と三浦は写真を見て
楽しそうに笑っているが


俺は笑えない




彼氏がいることを忘れていた

伊藤が好きすぎて忘れてた



「大丈夫か?」


京輔は心配するけど


「大丈夫、俺の恋は敵わない恋だから」


と言ってノートを開いた




「ごめん。遅くなって・・・


って見ないでーーー!!!」




珍しく慌てて伊藤が大声を出した




「えーいいじゃん
イケメン彼氏さんだし♪」


「うらやましいよ
こんな彼氏いるなんて」



でも2人の言葉を聞いて
伊藤はさっきの勢いをなくし

コルクボードを
伏せてベットの上に置き


悲しそうに笑った


「まぁ、いいじゃん
勉強しようよ」