「きれーーーい!」
「すごいきれいなお家だね」
伊藤の家はすごくきれいな家で
レンガが使ってある洋風な家だった
まだ新しいらしい
だけど、大きさはふつうサイズ
「親御さんは?」
「あー・・・私親いないから」
「え?」
伊藤はどーでもいいように
言ったけど
あまり聞かれたくない話のようだ
「ごめん、何もない家だけど」
「あ、全然いいよ」
俺たちは親がいないことに
驚いてしまって
なかなか笑えなかった
それを見て伊藤は
「どーしたの?
飲み物とってくるから
楽にしてて」
逃げるように
キッチンへ行ってしまった

