幸せ探し






「その時は早く愛理ちゃんに知らせに行った


でも、愛理ちゃんのためじゃない

凛久くんのためだよ!!


結は・・・結は絶対に許さないから」






鬼のような険相に変わった
結ちゃんはそのまま家を飛び出した






許されないのはわかってる


どんだけ結ちゃんが凛久のことを
想ってたか知ってるから





「俺も、許せなかった」




「わかってます。私がしたことは
最低でゆるされることじゃないってことくらい」




「でも、俺は凛久に頼まれたんだよ」






頼まれた?なにを・・?


「俺、凛久が死ぬときに立ちあってたんだけど

あいつ、もう苦しくなってきたってときに
ずっとあんたのこと呼んでた」




ごめん、凛久
私が病院に行けてたら・・・


「でも、最後俺の名前を呼んだ



かすれた声であいつ


『愛理は弱いから、守ってやって』って

はっきりそう言ったんだよ」