幸せ探し





「勝てた・・・?」



「結は・・・

いつもいつも愛理ちゃんに負けてた
結の方が凛久くんのこと好きなのに!
ずっと前から好きなのに!


いきなり現れた愛理ちゃんに全部
もっていかれた




凛久くんの笑顔も優しさも特別も・・・

だから、一度でいいから
愛理ちゃんに勝ちたかった!!」






かわいらしい顔を
涙と怒りでぐちゃぐちゃにする
結ちゃんは見ていられなかった


結ちゃんをこんな風にしてしまったのは
私だったから・・・






「最後まで悪者になるつもりだった

悪者でもその時凛久くんに一番近かったのは
結だったから

凛久くんが死ぬまで愛理ちゃんには病気のこと
いわないつもりだった、凛久くんもそれを望んでた」





だけど、結ちゃんは私に教えてくれた



息を切らしながら私に凛久が危ない、と
教えてくれた






「・・・なんで私なんかに教えてくれたの?」