幸せ探し





「じゃあ、明日ねー!!」



ばらばらとみんなが違う方向へ
歩いていく中
隼人がついてきた


「どうしたの?」


「あ、いや・・・
そっちのコンビニ寄ろうと思って!」



こっちのコンビニって
めっちゃ遠いけど・・



分かりやすい嘘に
笑いながら並んで歩いた






「それにしても愛理、めっちゃ変わったよなー」

「そうかな?」



「だって、うちの学校来たとき
すっげー無愛想で作り笑いばっかだったじゃん」


「そうだっけー?」


「よく、変われたな」



頭を撫でられた

懐かしい・・凛久と比べてみるのは
おかしいか



「変わってはないんだよ、私
戻ったの」


「戻った?」


「前の私はこんな感じだったの

ただ、こっちに来て前の自分を
隠してただけ


でもやっぱりこっちの方がすごく楽」



隼人を見上げ笑うと


隼人は何も言わず手をつないできた