幸せ探し





「凛久は素っ気なくなって
電話もメールも減ってた



あるとき、私我慢できなくて
家にいったの

そしたら、家には何もなかった
お母さんもっお父さんも」



涙が出そうになるのを
必死にこらえた



「電話したら
凛久のお母さんが病気で
遠くに引っ越したって言ったの



でも、ちゃんと高校はこっちに
戻ってくるって言った」



杏里の目からは涙が流れる




「それ信じて待ってたんだ



なのに、いきなり
別れようって言われて」




京輔も顔をゆがめる