バタン――
「愛理ちゃん!」
そこには結ちゃんがいた
あの日みたいに息を切らせて
「え、どうしたの?」
「今日、学校来てるって言うから」
「うん、今日から来ることにした」
「来ないで・・」
「え?」
びっくりするほど
低い声で結ちゃんは
拳を握りしめてうつむいていた
「あんたなんか来ないでよ!
凛久くんを助けれなかったくせに
私の方が凛久くんを大切に思ってた
なのに、なんであんたなの!?
結の方が凛久くんの彼女に
ふさわしいのに」
結ちゃんはすぐに
屋上から出て行ってしまった
分かった、私この学校中の人に嫌われてるんだ
凛久を愛していた人たちに
恨まれてるんだ

