幸せ探し








だけど、颯太はずっと
目を合わせてくれなかった






「ちょっと!颯太!
何なの?」



舞花がとうとうキレてしまった





「なんなのって、別に何でもないけど」


「なんでもないわけないじゃん!」




「どうして目を合わせてくれないの?」



すごく傷ついていた
いつもなら笑いかけてくれるのに





「どうしてって・・・


俺は愛理とどう接すればいいか
分かんねぇんだよ

凛久は俺の一番の親友で


凛久には幸せになってほしかった!
だけど死んじまって・・


なのにその彼女はもうヘラヘラ笑って
学校来てるし・・・」





颯太は罰が悪そうに
うつむいてしまった





そうだよね

私、最低だよね




「ごめんね。
もう笑わない」






それだけ言って
教室を出た