あれから時間だけが
過ぎ、とうとう学校へ行かなければならなくなった
これ以上休んでも
みんなに心配をかけるだけだ
「行ってきます」
誰もいない家に話しかけ
ゆっくりと歩いて学校へ行った
校門を過ぎると
周りの視線が痛かった
みんなみている
「あの子でしょ?彼氏がなくなったの」
「凛久くんもかわいそうだけど
あの子もねー」
「彼氏が死ぬとか地獄だろうね」
みんな勝手に私たちのことを
かわいそうって言う
何も知らないくせに
確かに私は可哀想な人なのかもしれない
でも、関係のない人たちに
どうこう言われたくない

