私たちも自分たちの街に向かった 「愛理ちゃん、お通夜は明日の夜だから 少しお家で休んでおいで」 「でも、」 「愛理、ご家族も忙しいから」 舞花に腕を引っ張られて 凛久の家を去った 本当は1秒でも凛久から離れたくない ずっと一緒にいたかっただけなのに 神様、なぜこんなことになったんですか? 私が何か悪いことをしましたか? もし私が悪いのなら 今すぐ凛久を生き返らせて 私を地獄にでもどこでも連れて行ってください 「愛理 ちょっと散歩行かない?」 舞花は赤くはれた目を 細めて笑った