「きれいだねー!」
屋上につくと空が広がっていた
「私ね、雲一つない青空より
いろんな雲がある方が
好きなんだ!」
「俺も」
同じ好みを持つだけで
嬉しくなる
「愛理、俺が20まで生きれたら
ご褒美に結婚してくれる?」
「・・・え!?」
「ちゃんと聞いてろよー
せっかくプロポーズしたのに」
「プ、プ、プロポーズ!?」
「かみまくり」
「私たちまだ子供じゃん!」
「だから、20歳になったらって
言ってんだろ
で、返事は?」
返事なんか聞かなくてもわかってるくせに
私がどれだけ凛久のこと好きかって
分かってるくせに
「はい。お願いします」
久しぶりのうれし涙は
すごくあたたかかった
「よかった」
あの時の凛久の笑顔を
まだ覚えてる

