「どうしよう・・・」
家に帰ってから
ケータイを開いては閉じての繰り返し
意気地なしだ自分
大きくため息をついたとき
電話が鳴った
表示画面には「凛久」と
書かれていて
驚いてケータイを落としてしまった
え?なんで?
かけてきてくれたことなんて
なかったのに
「もしもし・・?」
『もしもーし!
愛理、元気かぁ?』
陽気な陸の声
懐かしくて自然と
涙腺がゆるむ
「元気だよ・・」
『ならよかった
最近電話してくれないから』
そっちが出ないからかけないんだよ!
『それよりさ、
話あるんだけど』
「なに?」
ふと目が行ったのは
カレンダー
来週の3連休の土曜日は
私の誕生日だったから
帰ってきてくれるんだろう

