夜の帰り道 肩を並べて歩いていると ふと大樹が口を開く 「最近、凌と仲が良さそうだな」 「仲がいいって訳じゃないよ!」 突然の言葉に思わず動揺してしまう 大樹は私と目を合わせずに話しを進める 「よく見かけるからさ、凌と二人でいるところ…」 えっ… 私は凌を恋愛対象として見ているつもりは 全くないんだけど… 変な誤解がおかしな方向へと行ってしまう 私の隣を先にスッと歩いていく大樹…