「ただいま」 玄関を開けて、靴を脱いでいると リビングにいた紗貴が出て来た 「遅かったね。あれ、どうしたの?その冷えピタは…」 「あ〜これね?」 右手で熱さまシートを摩った 紗貴に事情を話すと大爆笑されてしまった 「あんた鈍臭いわね〜、扉にぶつかるなんて」 「鈍臭い…」 怠い体のまま部屋に戻り、ベッドに寝転んだ 部屋の扉の前で紗貴がこっそりと覗いていた 何なのよ! 人が親切にしてあげてるのに 笑うなんて…