大会の帰りで歩道を愛美と歩いていた 「凌はさすがだね!優勝だなんて・・・」 「そんなことないよ」 愛美はニコニコと俺を見ていった その目は、赤く充血しているように見えた 「お前、目疲れてないか?」 俺は思わず愛美の目を覗き込んだ 愛美はジッと俺を見ていた 「あっぶね〜、持っていかれそうになったわ」 愛美の瞳をじっと見ていると、思わず引き込まれそうになった その流れで愛美の顔に近づき、キスをする寸前の時だった・・・ 目の前で喧嘩をする男女の声が聞こえきた