♪ 【 佐野 大樹 】 俺は目を疑った 受信ボタンを押して、携帯を耳に近付けた瞬間に プープープー 受信が切れてしまった 「誰からだったの?」 愛美は俺の顔を覗いた 「…大樹からだった、でも切られた」 愛美は溜め息をついていた ふと前に視線を向けると… 「なぁ、あれ!」 俺は愛美の肩を叩いた 「何?」 愛美は俺の視線を追っていた 目の前から、キャリーバックを片手に 手に持っているバックを肩に掛け 俺達の方に歩いてくる一人の男がいた