あんなに笑顔を見せていた愛美が 俺の前で涙を流していた 翌日、俺は大樹の教室へ向かった 大樹は男友達と数人で固まってテキストを見ながら話していた 「おい、大樹」 「凌、どうした?」 「話したいことがある」 大樹はテキストを机に置いて教室を出て来た 「何、話しって」 「愛美のことだけど」 ”愛美“と言う言葉に反応する大樹 大樹の目を見ながら、廊下の窓に寄り掛かる 「お前、振ったんだってな」 「ああ」 目を見開き、大樹ははぁとため息をこぼす